立ち上げの経緯
当事業所は平成11年4月にアバンツァーレジュニアサッカークラブという、幼児~小学生向けのサッカースクールを創設しました。
20年を越える活動の中で宮城県以外に、山形県、福島県にも拠点を持ち、延べ6,000名以上の子どもたちの指導に従事して参りました。
その中で、知的障がいや発達障がいのある子どもたちの指導をする機会もありました。幼児~小学校低学年では、そういった障がいのある子どもたちも、他の子と楽しくサッカーをしていましたが、学年があがるにつれてコーチの話を聞けなかったり、他の子とのコミュニケーションがとれなかったりといったことが原因で、それまで頑張ってきたサッカーをやめてしまうケースがほとんどでした。
そこで、そのような障がいのある子どもたちにもスポーツを楽しんでもらうことができないかと考え、放課後等デイサービスの立ち上げをするに至りました。
ボールを使った運動や、ステップワーク等の運動プログラムを通じて身体能力の向上を図るとともに社会適応を目指した療育を行っていきます。
また、保護者の皆様が安心してお子様を預けられるよう、安全面に配慮した施設づくりを目指しております。
私たちの活動
アバンツァーレスポーツの紹介
私たちアバンツァーレスポーツは、サッカーを通じて障がいのある子どもたちの運動発達と社会性発達を促進することを目的とした「サッカー支援プログラム®」で支援を行なっています。
また、事業所内での指導員との遊びや生活活動を通じて感覚・心身の発達支援を行ない、自主性や社会性を育みます。
「スポーツを通して心身の成長を」
支援の中でサッカー支援プログラム®の時間を設け、楽しく身体を動かしています。
ボールを使った運動やステップワークなどを取りいれたプログラムでバランス感覚や運動神経を養い、自分自身の身体をスムーズに動かすことができるよう訓練していきます。また、チームスポーツであるサッカーをプログラムの主体とすることで、他者との関わりや協調性といった社会性の発達も目的としています。
※サッカー支援プログラム®は特許庁の登録商標です。(令和4年12月 登録番号第6649392号)
「全日本知的障がい児・者サッカー競技会」への参加
私たちは、毎日の活動で行っている療育としてのスポーツ活動(身体能力の向上と集団生活への適応訓練)の他に、スポーツを「競技」として楽しもうという、一歩進んだ取り組みも行っています。
平日、通所している子どもたちの中から、「サッカーに本気で取り組みたい!」と希望している子どもたちを募って、毎週土曜日に「アバンツァーレスポーツ仙台SC」として、本格的な競技サッカーとしての練習を行っています。
また、その成果を発揮する場として、毎年10月頃に東京で行われる「全日本知的障がい児・者サッカー競技会」に参加をしています。
平成27年度は初出場でしたが、無事3戦3勝を果たし「優秀賞」を受賞し、日頃の練習の成果を思う存分発揮することが出来ました。
活動日等について
※施設により異なります
対象とする障がい
発達障がい・知的障がい・自閉症等を主としております。
(上記以外の障がいをお持ちの方でも受入れ可能な場合がありますのでご相談下さい。)
曜日
月・火・水・木・金・土
※日・祝・お盆・年末年始はお休みとなっております。
時間
児童発達支援
10:00~14:00
放課後等デイサービス
14:00~18:00
1日の定員
10名
1日の流れ
児童発達支援
放課後等デイサービス
※上記は一例です。サービス提供時間・1日の流れは施設により異なります